2023.01.31 / わたし的たわごと

マーケティング用語は「軍事用語」?!

マーケティング用語はやたら、「戦」や「競」などの言葉が多い。

日常的に、使っているが、ビジネスの企画書で〇〇戦略、ターゲットは~、〇〇キャンペーンとかってあるのを、疑問も持たずに、30年以上使っていた。

しかし、ある頃からなんかおかしいな?

マーケティングは戦略!
企業として武器を持とう!
ターゲットは〇〇代女性!

などなんか、違和感を感じてきた。

ターゲットは「的」攻撃目標。
キャンペーンは「軍事運動」「選挙運動」

営業「戦略」、この戦略を具体体にどのような「戦術」を行うか…などなど。

マーケティングの「市場」は「戦場」だったんです。

まあ、マーケティングの大家にこれっておかしいよね?
って投げかけても、知らずしらすのうちに多くのスゴイマーケティングの先生や経営者が使ってってるんだから、今更変えたってねェ…。

いちいち説明するのも面倒だし…。ってことで私も使ってました。

でも、これからはなるべく使いたくないし、できれば、読み方同じで漢字を変えたりできないかなあと、考えています。

例えば
戦略→「選略」「専略」「撰略」「鮮略」など

競争→「共創」「協奏」「共添」など

ターゲット→「コア(核)」


軍事用語とは違うけど、
「消費者」もピンとこない。

消費者→「ユーザー」
「生活者」という表現もあるけど、広すぎて…

など、マーケティングは、商品やサービスを買ってほしいとおもって、商品開発から販足まですべてを包括する。

ブランディングは「ユーザーさん」がファンになって、企業や商品・サービスを応援、贔屓してくださること。

そういう関係に、軍事的な言葉は必要でしょうか?

小財の「たわごと」ですが、企画書作成される方の眼にとまりましたら、ぜひご一考くださいね。



参考資料
マーケティングは戦争だ!軍事用語が由来になったマーケティング用語(株式会社河内研究所)
https://kawachi-lab.com/column/2020/06/30/marketing_is_war/

広告・マーケティング業界で使われている言葉が「戦争用語」だと知っていましたか?(宣伝会議・アドタイ:藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)
https://www.advertimes.com/20170302/article245210/